アサカワデータベース

アサカワデータベース

省エネ基準

2010年3月14日

省エネ基準とは

住宅の省エネ基準(省エネルギー基準)は住宅の外壁、窓等を通しての熱の損失を防止することを目的としており、下記の二つがあります。

  • ★住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の判断基準 (以下「建築主の判断の基準」)
  • ★住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する設計、施工及び維持保全の指針 (以下「設計及び施行の指針」)

住宅の省エネルギー性能の評価方法と、省エネルギーを図るために望ましいとされている基準であり、住宅エコポイントにおいても「省エネ基準(平成11年基準)を満たす木造住宅」の定義としても示されています。

建築主の判断の基準

H18年経済産業省・国土交通省告示第3号
H21年経済産業省・国土交通省告示第1号一部改正

建築主の判断の基準は、建物全体での性能基準です。以下より基準を選択して判断します。

  1. 床面積あたりの年間暖冷房負荷
  2. 熱損失係数(Q値)および夏期日射取得係数(μ値

設計及び施工の指針

H18年国土交通省告示第378号
H21年国土交通省告示第118号一部改正

設計及び施行の指針は、断熱材やサッシ、ガラスの仕様などによる各部位で評価する仕様基準です。躯体の性能、開口部の性能基準をそれぞれ選択して判断します。

  • 躯体の性能(以下よりどちらかを選択)
    1. 実質熱貫流率(U値)
    2. 断熱材の熱抵抗値(R値)
  • 開口部の性能(以下よりどちらかを選択)
    1. 熱貫流率(U値)および夏期日射侵入率(μ値)
    2. 建具などの仕様基準
  • 住宅の省エネルギー基準を用いる場合には、まずは当該建物が建築される地域区分を明確にしそれに合わせた基準を目指します。
    どの方法を採用したとしても、設計・施行段階で、気密、防露、換気、通風などへの配慮が求められています。

    flow.jpg

    ※クリックで画像が拡大します

    年間暖冷房負荷の基準(MJ/m2年)
    I地域 II地域 III地域 IV地域 V地域 VI地域
    390 390 460 460 350 290
    熱損失係数(Q値)の基準(W/(m2・K))
    I地域 II地域 III地域 IV地域 V地域 VI地域
    1.6 1.9 2.4 2.7 2.7 3.7
    夏期日射熱取得係数(μ値)の基準(単位:無次元)
    I地域 II地域 III地域 IV地域 V地域 VI地域
    0.08 0.08 0.07 0.07 0.07 0.06

ページ先頭へ