2009年10月 4日
長期優良住宅・性能評価などで温熱効率の判断基準としても使用されている次世代省エネルギー基準。
最近では住宅メーカーなどでも、住宅の断熱性能の比較のものさしとして使用されているのをよく見かけます。
この省エネルギー基準(以下省エネ基準)には、旧省エネルギー基準(昭和55年基準)、新省エネルギー基準(平成4年基準)、次世代省エネルギー基準(平成11年基準)の3種類があります。
先日制定された「住宅事業建築主の判断基準」で、基準達成率を求めるための支援ツールである算定シートでは、現在の最高等級である次世代省エネルギー基準を越える熱損失係数を設定してありますが、今回は一般的に広く使用されているこの3種類の省エネルギー基準を比較してみました。
【旧省エネ基準:省エネ対策等級2】
| I地区 | II地区 | III地区 | IV地区 | V地区 | VI地区 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2.8 | 4.0 | 4.7 | 5.2 | 8.3 | ‐ |
【新省エネ基準 :省エネ対策等級3】
| I地区 | II地区 | III地区 | IV地区 | V地区 | VI地区 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1.8 | 2.7 | 3.3 | 4.2 | 4.6 | 8.1 |
【次世代省エネ基準:省エネ対策等級4】
| I地区 | II地区 | III地区 | IV地区 | V地区 | VI地区 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1.6 | 1.9 | 2.4 | 2.7 | 2.7 | 3.7 |
※Q値=熱損失係数 この値が小さいほど住宅から熱が逃げ難く、断熱性能が高いといえます。
省エネ基準には断熱材の厚さや、窓の仕様なども基準化されています。
初めて省エネ基準が制定された昭和55年基準(旧省エネ基準)に比べ、徐々に性能の高い断熱材を厚く使用するように基準化されています。

【IV地域・木造戸建住宅の断熱材の厚さの移り変わり】
※「Q1ボード」とは株式会社アキレス製の断熱材であり、アサカワホーム商品ラインナップでは、「バリュー」「エコハウス」「OMBプレミア」「プレミア」「スーパーエコハウス」で使用されています。